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びわこファミリーレスパイトとは

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主な活動内容

第10回宿泊レスパイト



2017年5月27日〜28日、比叡山延暦寺に湖北と大津の3家族(11名)をお招きして宿泊レスパイトを行いました。
ご家族どうしはお友達ですが、3人とも気管切開して人工呼吸器を付けておられるので、普段なかなか家族みんなで旅行する機会が少ないということで、 ご参加を希望されました。9人のスタッフがご一緒させていただきました。

当日は新緑が映える中、気温もちょうどよく、絶好の行楽日和になりました。14時に延暦寺会館別館の一隅の間に集合、 スタッフとおたがい自己紹介しながら少し休憩し、早速延暦寺境内に参拝に出かけました。

万拝堂では車椅子でお子さんとお母さんが手を繋いで一緒に数珠を回しながら一周し、お参りしました。

1人高地の影響か?普段より酸素飽和度が下がってしまい宿所で休憩することになり、残り2家族と平和の鐘をつき(お子さんたちもしっかり引き綱をつかんで参加!)、 大講堂に上がって参拝してきました。道中は新緑よくもでき、みんなすがすがしい気持ちになりました


再び、一隅の間で3家族合流し(先に戻ったお子さんも落ち着かれました!)、 交流会を行いました。今回の交流会は、奈良親子レスパイトハウスで知り合った音楽療法士の渡邊静穂先生にご参加いただいて、 音楽療法の世界にいざなっていただきました。

トーンチャイムを鳴らしてみんなで合奏したり、太鼓の上に座って振動を感じたり、 小さな太鼓をたたいたり、みんなで合唱したり、パラバルーンで遊んだり、きょうだいふくめた子どもたちはもちろん、ご両親も、 スタッフもみんな楽しく温かい気持ちになりました。

琵琶湖を一望できる御食事処で夕食の精進料理をいただき、おやすみしました。(と言いながら、ご家族、スタッフの一部は夜更かししていろいろな話で盛り上がりました!)

翌朝は6時に延暦寺会館玄関前に集合し、根本中堂の朝のお勤めに参加しました。根本中堂に至る急な坂道も人手があれば問題ありません。 3回目の企画とあって準備も万端で、早く着きすぎて根本中堂一番のりでした。朝の冷気の中、厳かな時間を過ごすことができ、きっと皆さんの願いごとも叶うにちがいありません!

朝食をとって延暦寺会館を後にし、浜大津港に再集合、ミシガンクルーズに参加しました。天気はよく、琵琶湖の眺めも最高でしたが、 風が想像以上に強く体が冷えてしまうので、船内のレストランに避難してケーキ、カレー、コーヒーなどいただきながらくつろいだ時間を過ごしました。

80分間のクルーズを終えて下船しお別れしました。

ご参加いただいたご家族のみなさん、ありがとうございました。 また、宿泊前から私たちが安全に過ごしやすいようにいろいろご尽力いただいた延暦寺会館びわこ汽船のみなさまに、深謝申し上げます。 なお、中日新聞の記者の方が1日目の取材に来られ、2日目ミシガン乗船時にはすでに記事にしていただきました!


グループでの宿泊レスパイトをご希望の方は、bfrcontact@biwakofr.orgまでご連絡ください。スタッフ一同お待ちしています。