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びわこファミリーレスパイトとは

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第15回日帰りレスパイト


「在宅1-2年生の新年会」

1月20日(土)に近江神宮勧学館にて、「在宅1-2年生の新年会」を行いました。 例年なぜか寒波や吹雪に見舞われながらの開催でしたが、今年は8組29人のご家族を迎え、1月にしては少し陽気が感じられる晴天のもと、無事に開催することができました。

10時に集合、スタッフ23人が勧学館前の駐車場でお出迎えし、近江神宮本殿まで一緒に移動しました。 本殿では家族ごとにお参りし、集合写真をとりました。こどもと一緒におみくじを引く光景も微笑ましかったです。

勧学館に移動して自己紹介をしてから、恒例のおもちつきを行いました。医療的ケアのある児もきょうだいもスタッフや家族と一緒にがんばって杵をもちあげてもちつきしました。 ついたおもちは家族ごとにトレイにうつして、各自で丸めて、いただきました。つきたてほかほかのおもちのおいしいこと!きょうだいたちも目を輝かせておもちを丸めて食べていました。 また、スタッフが前日から地元の食材を使って下ごしらえした特製豚汁や、BFRの行事では定番になった滋賀県名物の肉のげんさんのコロッケも美味しくいただきました。

お腹もふくらんでくつろいだところで、ご家族に集まってもらい座談会を行いました。 今年の座談会は「医療的ケアの工夫や悩み」をテーマにご家族に思いのたけを語りあっていただきました。 京都で医療的ケア関連グッズを製作販売しているSousourire(ススリレ)の代表をされている奥村さんにも参加していただきました。 ススリレで作られた酸素ボンベの袋や呼吸器の回路のカバー(断熱材入り)などみせていただきましたが、実用的でかつ、 肌触りがよい素材とあたたかいデザインで思わずほっこりしてしまう品々でした。 奥村さんは、医療的ケアのあるお子さんを育てられたご自身の経験を語られ、夜眠れなかったこと、 若い頃は無理が効くので頑張っているお母さんも多いが、絶対無理しないで体を休める必要があることをアドバイスされました。 参加されたご家族の悩みごととして、夜まとまって眠れない、呼吸器の回路の結露、引っ越しをするのにマンションと一戸建ての良さの違い、 児の後追いがひどくてトイレに一人で入れない、カニューレが誤って抜けてしまうことをどう防ぐか、など話し合いました。 座談会の間、きょうだいたちは別室でプラ板をスタッフと一緒に作って楽しみました。

最後に書き初めをしてみんなで発表しあいました。「笑」という文字を書かれたご家族が多かったですが、 日々お祭りのように楽しく生きられたらという願いで「祭」「楽」「生」と書かれたお父さんが印象的でした。 きょうだいたちも思い思いに書いてくれました。BFRからは参加されたみなさんが、1年間笑ってしあわせに過ごせますようにと願いを込めて、 「大吉」の文字を書かせていただきました。