主な活動内容
第2回宿泊レスパイト
近江八幡アウトドア
CVカテーテルや胃瘻チューブ、尿道カテーテル、など多くのチューブが留置されていて、医療的ケア度が高く、長期入院中のりくほ君とご家族に病院以外で安心してゆっくり過ごしてもらうため、一泊二日で琵琶湖の自然と味覚を楽しむ「宿泊レスパイト」を行いました。
りくほ君ご家族にとっては、妹のましろちゃんも含めて4人での旅行は初めてです。午前中に病院をでて琵琶湖博物館のレストランでお昼(バス、びわバス、なまず丼など)をいただき、水族館を見学しました。大きなおおさんしょううお、引き気味のスタッフもいる中、お母さんは大興奮。りくほくんも魚を目で追っかけていました。
妹のましろちゃんもかめを追いかけたり楽しんでいました。
夕方、あいにくの雨の中を近江八幡国民休暇村に到着。
宿の方のご厚意で和室に簡易ベッドを入れさせてもらってりくほ君のスペースを確保。
お父さんと誰もいない温泉に入ってリラックスし、夕食はご家族もスタッフも近江牛のローストビーフ、ステーキ、すき焼きに舌鼓をうちました。
特別支援学校の先生もサプライズで遊びに来てくれ、りくほ君も大喜びでした。夜は家族水入らずで過ごしてもらい、普段は病院で一人で眠るりくほ君も、この日は家族と一緒で安心して眠れたことでしょう。
翌朝、近くの大中垣見いちご園でいちご狩りを楽しみました。
普段食べられないいちごをかじってうれしそうなりくほ君でした。
お昼過ぎに無事病院に帰着。
最後は少々お疲れ気味でしたが、りくほ君、ましろちゃん、お父さん、お母さんの笑顔が溢れる二日間になりました。
今回も小児保健医療センターの医師、看護師、臨床工学技士らがボランティアとして参加しました。
ご協力いただいたびわこ博物館、国民休暇村、垣見いちご園の皆さん、本当にありがとうございました。